情報処理学会論文誌ジャーナル/JIP特選論文

情報処理学会論文誌ジャーナルに掲載された論文「単語分散表現による類義語統一と単語N-gramによるフレーズ抽出に基づくセキュリティ要件分類手法(宮崎智己,東裕之輔,大平雅雄)」が特選論文として選定されました!

@article{Miyazaki2022,
         title = {単語分散表現による類義語統一と単語{N-gram}によるフレーズ抽出に基づくセキュリティ要件分類手法},
        author = {宮崎 智己 and 東 裕之輔 and 大平 雅雄},
       journal = {情報処理学会論文誌},
        volume = {63},
        number = {1},
         pages = {94--103},
         month = {1},
          year = {2022},
}

論文奨励賞

ソフトウェア・シンポジウム2017 in 宮崎において,宮崎智己さんが発表した論文『OSS開発者の離脱要因理解のためのPolitenessの質的調査(著者:宮崎智己,大平雅雄)』が論文奨励賞を受賞しました!

本論文は,OSSプロジェクトの鍵を握るコア開発者の離脱の予兆を明らかにするために,開発者のコミュニケーションに着目し,開発者の離脱直前のPoliteness値に変動と離脱原因との関係を調査したものです.

@inproceedings{Miyazaki2017,
         title = {OSS開発者の離脱要因理解のためのPolitenessの質的調査},
        author = {宮崎 智己 and 大平 雅雄},
     booktitle = {ソフトウェア・シンポジウム2017 in 宮崎},
         pages = {75--84},
         month = {6},
          year = {2017},
}

優秀論文賞 (DICOMO2016)

情報処理学会主催DICOMO2016にて発表した下記の論文が優秀論文賞に選ばれました!

本論文は,OSSの持続的進化の鍵となる開発コミュニティ内のコミュニケーション様式に着目し,開発者間のコミュニケーションの質的側面を定量化可能なPoliteness分析を適用したケーススタディの結果をまとめたものです.20年以上継続して運営されているApacheプロジェクトのMLアーカイブから膨大な数のメールデータを抽出しPoliteness分析を適用した結果,プロジェクトの安定的な運営に寄与するコア開発者のコミュニケーションの様式や,プロジェクト離脱前のコア開発者のコミュニケーションの質が大きく変化することなどを明らかにしました.

@inproceedings{Miyazaki2016,
title = {OSS開発コミュニティの進化の理解を目的としたコミュニケーション分析:Politeness分析適用の試み},
author = {宮崎 智己 and 山谷 陽亮 and 東 裕之輔 and 大平 雅雄},
booktitle = {情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル (DICOMO2016) シンポジウム論文集},
pages = {703--713},
month = {7},
year = {2016},
}

ヤングリサーチャ賞受賞

情報処理学会主催DICOMO2016にて,宮崎智己さんがヤングリサーチャ賞を受賞しました!

  • 受賞対象プレゼンテーション:OSS開発コミュニティの進化の理解を目的としたコミュニケーション分析:Politeness分析適用の試み(著者:宮崎智己,山谷陽亮,東裕之輔,大平雅雄)

表彰式の様子

情報処理学会2015年度論文賞を受賞!

柏祐太郎さん(平成26年度卒業生),大平准教授らの論文(題目:大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法,著者:柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久,亀井靖高)が情報処理学会2015年度論文賞を受賞しました!

本賞は,情報処理学会創立10周年を記念して昭和45年に創設されたもので,機関誌に発表された論文のうち特に優秀な著者に授与されるものです.2015年度は対象論文458編のうち7編のみに与えられました.

本論文は,愛媛大学と九州大学との共同研究の成果を取りまとめたものです.大規模ソフトウェア開発における不具合修正時間の短縮化を目的として,0-1 整数計画法に基づいてタスクの割り当てを最適化するバグトリアージ手法を提案しています.提案手法の独自性と大規模OSSプロジェクトから取得したデータを用いたシミュレーション結果が高く評価されました.

@inproceedings{IPSJ_Best_Paper_Award_2015,
title = {大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法},
author = {柏 祐太郎 and 大平 雅雄 and 阿萬 裕久 and 亀井 靖高},
journal = {情報処理学会論文誌},
volume = {56},
number = {2},
pages = {669-681},
month = {2},
year = {2015},
note = {情報処理学会2015年度論文賞}
}

優秀学生賞

新4年生の上西達也さんが本学システム工学部のStudent of Academic Excellence(優秀学生賞)として表彰されました!

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情報処理学会 山下記念研究賞受賞!

1期生の柏祐太郎さんがSES2014で行った研究発表(題目:大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法,著者:柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久,亀井靖高)が,情報処理学会2015年度(平成27年度)山下記念研究賞に選ばれました.

山下記念研究賞は,情報処理学会の研究会および研究会主催シンポジウムにおける研究発表のうちから特に優秀な論文を選び,その発表者に贈られるものです.写真は3月10日に行われた授賞式の様子です.受賞理由はこちら

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論文奨励賞受賞

ソフトウェア・シンポジウム2015 in 和歌山において,久木田雄亮さんが発表した論文『ソフトウェア開発状況の把握を目的とした変化点検出を用いたソフトウェアメトリクスの時系列データ分析(著者:久木田雄亮,柏祐太郎,大平雅雄)』が論文奨励賞を受賞しました!

本論文は,プロジェクト管理支援を目的とした手法の構築(時系列に計測したメトリクス値の変化をできるだけ素早く検出することを目的する手法)に関して,これまでの研究の成果を取りまとめたものです.変化点検出アルゴリズムをソフトウェア開発のコンテキストに適用した試みが高く評価されました.