柏祐太郎さん(平成26年度卒業生),大平准教授らの論文(題目:大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法,著者:柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久,亀井靖高)が情報処理学会2015年度論文賞を受賞しました!
本賞は,情報処理学会創立10周年を記念して昭和45年に創設されたもので,機関誌に発表された論文のうち特に優秀な著者に授与されるものです.2015年度は対象論文458編のうち7編のみに与えられました.
本論文は,愛媛大学と九州大学との共同研究の成果を取りまとめたものです.大規模ソフトウェア開発における不具合修正時間の短縮化を目的として,0-1 整数計画法に基づいてタスクの割り当てを最適化するバグトリアージ手法を提案しています.提案手法の独自性と大規模OSSプロジェクトから取得したデータを用いたシミュレーション結果が高く評価されました.
@inproceedings{IPSJ_Best_Paper_Award_2015, title = {大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法}, author = {柏 祐太郎 and 大平 雅雄 and 阿萬 裕久 and 亀井 靖高}, journal = {情報処理学会論文誌}, volume = {56}, number = {2}, pages = {669-681}, month = {2}, year = {2015}, note = {情報処理学会2015年度論文賞} }