SES2013

情報処理学会ソフトウェア工学研究会主催のソフトウェアエンジニアリングシンポジウム (SES2013) にて, 『不具合修正タスク量の最適化を目的としたバグトリアージ手法の提案(柏祐太郎,大平雅雄)』,『リポジトリマイニング手法の習得支援を目的としたシミュレーション環境の構築(松本明,柏祐太郎,大平雅雄)』,『OSS開発における共進化を定量的に分析するためのデータマイニング手法(山谷陽亮,大平雅雄)』,『不具合修正プロセス効率化に向けた修正者の立場から見た管理者別タスク優先度の比較(吉行勇人,大平雅雄,伊原彰紀)』の4件のポスター発表を行いました!

 

 

カテゴリー: News

A New Perspective on the Socialness in Bug Triaging

5th International Workshop on Social Software Engineering (SSE’13)(サンクトペテルブルグ,ロシア)にて,「A New Perspective on the Socialness in Bug Triaging: A Case Study of the Eclipse Platform Project (Masao Ohira and Hayato Yoshiyuki)」に関する研究発表を行いました!

第181回ソフトウェア工学研究発表会

情報処理学会ソフトウェア工学研究会主催の第181回ソフトウェア工学研究発表会にて, 『OSS開発における管理者と開発者間の社会的関係がタスク遂行に与える影響の考察(吉行 勇人, 大平 雅雄)』,『ソフトウェアリポジトリマイニング教育における探索的データ分析ツールの効用(大平 雅雄, 中野 大輔, 松本 健一)』,『OSS開発における共進化プロセスの理解のための遅延相関分析(山谷 陽亮, 大平 雅雄, 伊原 彰紀)』,『OSS開発におけるタスク割当の最適化に関する考察(柏 祐太郎, 大平 雅雄)』に関する研究発表をおこないました!

 

 

DICOMO2013

情報処理学会主催のDICOMO2013にて,奈良先端大との共同研究「OSSシステムとコミュニティの共進化の理解を目的としたデータマイニング手法(山谷陽亮,大平雅雄,Passakorn Phannachitta, 伊原彰紀)」に関する研究発表をおこないました!

 

優秀学生賞受賞

新4年生の山谷陽亮さんと松本明さんがそれぞれ、本学システム工学部のStudents of Academic Excellence(優秀学生賞)を受賞しました!
 

OSS開発における不具合割当てパターンに着目した不具合修正時間の予測

奈良先端大学との共同研究の成果をまとめた論文「OSS開発における不具合割当てパターンに着目した不具合修正時間の予測(正木 仁, 大平 雅雄, 伊原 彰紀, 松本健一)」が情報処理学会論文誌に掲載されました!

ウインターワークショップ2013・イン・那須

情報処理学会ソフトウェア工学研究会主催のウインターワークショップ2013・イン・那須にて,愛媛大学との共同研究「0-1整数計画法を用いた不具合割当支援(柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久)」に関する研究発表をおこないました!

FOSE2012

日本ソフトウェア科学会ソフトウェア工学の基礎研究会主催の第19回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE2012) にて,「OSS開発における不具合修正タスクの割当支援へ向けて:整数計画問題の応用(柏祐太郎,大平雅雄)」に関する研究発表をおこないました!

 

New students!

Today four rookies become members of our lab!
 

カテゴリー: News

保守対応効率化のためのアウェアネス支援システム

研究背景:

ミッションクリティカルなシステムで利用されているオープンソースソフトウェア(OSS) の不具合は,開発者によって迅速に修正されることが望まれる.しかし,多くの開発者を抱えるOSS プロジェクトでは,言語や文化,習慣などが異なる世界中の不特定多数のボランティア集団によって開発を進められているため,管理者が保守作業の適任者を特定することが容易ではなく,不具合が修正されるまでの時間が長くなってしまう問題がある.

 

ACTION:

本研究で作成したACTION(Awareness Communication Tool for Interactive Open Negotiation)は,(a)保守対象のソースコードの開発に関与した経験のある開発者,(b)開発者の活動地域と開発者の活動時間,を直観的に把握できるよう支援することができる.システムの有用性を検証するために比較実験をおこなった結果,ACTION を利用することで,開発者の活動時間に沿ったコミュニケーションが可能になることを確認した.また,従来システムと比較してACTION はOSS 開発者のコミュニケーションを効率化できることを確かめた.

ACTIONの全体図
アクションの全体図

 

  • Folder/File View

 

ツリー構造化されたフォルダ・ファイルの一覧を示す.ファイルをクリックすることで,イベントが起こり,ファイルを検索キーとしたクエリがデータベースに送られる.

 

  • Module History View

 

ファイルの変更を行った開発者,変更時刻をグラフに示す.横軸はタイムゾーン,縦軸は日付で,1プロットは開発者1名に該当する.

 

  • Active Time View

 

開発者のメール送信数を用いて,活動頻度を表すヒストグラムを表す.横軸は時刻,縦軸はメールの送信数である.

 

  • Commit History View

 

開発者の開発履歴をリスト化して示す。