富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社にて開催された社内情報交換会にて,大平准教授が「オープンソースソフトウェアと研究事例」に関する招待講演を行いました.
「News」カテゴリーアーカイブ
優秀論文賞 (DICOMO2016)
情報処理学会主催DICOMO2016にて発表した下記の論文が優秀論文賞に選ばれました!
本論文は,OSSの持続的進化の鍵となる開発コミュニティ内のコミュニケーション様式に着目し,開発者間のコミュニケーションの質的側面を定量化可能なPoliteness分析を適用したケーススタディの結果をまとめたものです.20年以上継続して運営されているApacheプロジェクトのMLアーカイブから膨大な数のメールデータを抽出しPoliteness分析を適用した結果,プロジェクトの安定的な運営に寄与するコア開発者のコミュニケーションの様式や,プロジェクト離脱前のコア開発者のコミュニケーションの質が大きく変化することなどを明らかにしました.
@inproceedings{Miyazaki2016, title = {OSS開発コミュニティの進化の理解を目的としたコミュニケーション分析:Politeness分析適用の試み}, author = {宮崎 智己 and 山谷 陽亮 and 東 裕之輔 and 大平 雅雄}, booktitle = {情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル (DICOMO2016) シンポジウム論文集}, pages = {703--713}, month = {7}, year = {2016}, }
ヤングリサーチャ賞受賞
情報処理学会主催DICOMO2016にて,宮崎智己さんがヤングリサーチャ賞を受賞しました!
- 受賞対象プレゼンテーション:OSS開発コミュニティの進化の理解を目的としたコミュニケーション分析:Politeness分析適用の試み(著者:宮崎智己,山谷陽亮,東裕之輔,大平雅雄)
DICOMO2016
ICIS2016
Our paper has been published at 15th IEEE/ACIS International Conference on Computer and Information Science (ICIS2016)!!
@inproceedings{ICIS2016, title = {A Case Study of the Misclassification of Performance Reports in an Issue Tracking System}, author = {Masao Ohira, Hayato Yoshiyuki, and Yosuke Yamatani}, booktitle = {Proceedings of 5th IEEE/ACIS International Conference on Computer and Information Science (ICIS2016)}, year = {2016}, }
ソフトウェア・シンポジウム 2016 in 米子
ソフトウェア技術者協会主催のソフトウェア・シンポジウム 2016 in 米子にて,「重大不具合に対するOSS開発者の認識調査(松野祐介,山谷陽亮,大平 雅雄)」に関する研究発表を行いました!
情報処理学会2015年度論文賞を受賞!
柏祐太郎さん(平成26年度卒業生),大平准教授らの論文(題目:大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法,著者:柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久,亀井靖高)が情報処理学会2015年度論文賞を受賞しました!
本賞は,情報処理学会創立10周年を記念して昭和45年に創設されたもので,機関誌に発表された論文のうち特に優秀な著者に授与されるものです.2015年度は対象論文458編のうち7編のみに与えられました.
本論文は,愛媛大学と九州大学との共同研究の成果を取りまとめたものです.大規模ソフトウェア開発における不具合修正時間の短縮化を目的として,0-1 整数計画法に基づいてタスクの割り当てを最適化するバグトリアージ手法を提案しています.提案手法の独自性と大規模OSSプロジェクトから取得したデータを用いたシミュレーション結果が高く評価されました.
@inproceedings{IPSJ_Best_Paper_Award_2015, title = {大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法}, author = {柏 祐太郎 and 大平 雅雄 and 阿萬 裕久 and 亀井 靖高}, journal = {情報処理学会論文誌}, volume = {56}, number = {2}, pages = {669-681}, month = {2}, year = {2015}, note = {情報処理学会2015年度論文賞} }
優秀学生賞
第191回ソフトウェア工学研究発表会
情報処理学会第191回ソフトウェア工学研究発表会にて、以下2件の研究発表を行いました!
- High Impact Bugが不具合修正時間予測に与える影響の評価:OSSプロジェクトを対象としたケーススタディ(吉行勇人、大平雅雄)
- モジュールごとの活動量を考慮したモジュールオーナー候補者予測:大規模OSSプロジェクトへの適用(山谷陽亮、大平雅雄)
IWESEP2016
Our paper has been published at The 7th IEEE International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice (IWESEP2016)!!
@inproceedings{Higashi_IWESEP2016, title = {Clustering {OSS} License Statements Toward Automatic Generation of License Rules}, author = {Yunosuke Higashi and Yuki Manabe and Masao Ohira}, booktitle = {Proceedings of the 7th IEEE International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice (IWESEP2016)}, month = {3}, year = {2016}, }